年末年始のお肉はいつ買う? 冷凍で前倒しより「予約」がいちばん確実です

年末年始のお肉はいつ買う? 冷凍で前倒しより「予約」がいちばん確実です 行事・季節のお肉

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「年末はお肉が高いし、売り切れも心配。早めに買って冷凍しておいたほうがいいのかな」。そんなふうに迷ったこと、ありませんか?

年末の買い出しは早めに、とよく言われます。でも、年末のお肉は慌てて冷凍しなくても間に合います。

毎日売り場でお肉を見ている立場から、おすすめはこれです。年末のお肉は、食べる量を決めてお店に予約しておくのがいちばん確実です。予算を抑えたい方だけ、値上がりしやすい牛肉を早めに買って冷凍する手もあります。

年末のお肉は、直前に買っても間に合う

年末年始は、お肉がよく動く時期です。「よく動く」というのは、どんどん売れて、売り場のお肉が次々に入れ替わるということ。

お肉が次々に入れ替わるので、年末の直前に売り場へ行っても、お肉はちゃんと並んでいます。「早く買っておかないと」と焦って、何週間も前から冷凍庫に詰めこむ必要はありません。安心してください。

値上がりしやすいのは、主に和牛などの牛肉

「年末はお肉が高い」と感じる方も多いと思います。お店によって違いますが、年末に値上がりしやすいのは主に和牛などのごちそう用の牛肉です。年末は、食肉業界の相場(お肉が取引されるときの値段)が上がるからです。

一方、豚肉や鶏肉は、ふだんとあまり変わらないことも多いです。お雑煮用の鶏もも肉やお鍋用の豚肉は、値段を気にして早めに買いだめしなくても大丈夫ですよ。

いちばん確実なのは「量を決めて予約」

冷凍するために前倒しで買うより、食べる量を先に決めて、お肉屋さんに予約しておくほうが確実です。スーパーの精肉売り場でも、年末は予約を受け付けているお店が多くあります。

予約しておけば、買いに行った日に欲しいお肉が見つからない心配がありません。家で冷凍して、解凍して、という手間もかかりません。

予約のときに伝える4つのこと

お店に予約するときは、次の4つを伝えてください。

  • 部位(すき焼き用の牛肉、お雑煮用の鶏もも肉、など)
  • 量(何グラムか、何人分か)
  • 受け取る日と時間(日にちだけでなく、時間まで)
  • 予算(決めている場合)
予約のときに伝える4つのこと
予約のときに伝える4つのこと

いちばん大事なのは量です。何人で、何回の食事に使うのかを先に決めておくと、お店の人に伝えるときに迷いません。1回分が何グラムかの目安は小分け冷凍の早見表にまとめているので、量を決めるときに使ってください。

予算があるなら、それも一緒に伝えましょう。「4人分のすき焼き用を、この予算の中で」と伝えれば、その範囲で用意してもらえます。

部位で迷ったときは、すき焼き用としゃぶしゃぶ用の違いをこちらに、ローストビーフ用のお肉の選び方をこちらに書いています。

予約は「最低でも1週間前」、早いほどいい

予約の受付期間や方法は、お店によって違います。そのうえで、年末年始の予約は早ければ早いほどよく、最低でも1週間前には済ませておくのがおすすめです。

受付の方法がわからなければ、ふだんの買い物のついでに売り場で聞いてみてください。受け取ったお肉は、帰ったらすぐ冷蔵庫へ。買ってきた直後の手順はこちらにまとめています。

予算を抑えたいなら、牛肉だけ早めに買って冷凍する

予算をできるだけ抑えたい方は、牛肉だけ早めに買って冷凍しておく手もあります。値上がりしやすいのは主に牛肉なので、早めに買う意味があるのも牛肉です。豚肉や鶏肉は、直前に買えば十分です。

早めに買って冷凍するなら牛肉だけ。豚肉・鶏肉は直前で大丈夫です
早めに買って冷凍するなら牛肉だけ。豚肉・鶏肉は直前で大丈夫です

買うときは、商品名の横の「解凍」表示を見る

冷凍するつもりで買うなら、売り場で1か所だけ確認してほしい表示があります。商品名の横にある「解凍」の文字です。

売り場には、冷凍の状態で届いたお肉を解凍して並べている商品もあります。一度解凍したお肉を家でもう一度冷凍するのは、味が落ちるのでおすすめしません。パックを手に取ったら、まず商品名の横を見てください。「解凍」「解凍品」などの表示が見当たらなくて迷うときは、売り場の人に聞いてみてください。解凍品の再冷凍についてはこちらで詳しく書いています。

家に帰ったら、トレイから出して包み直す

冷凍するときは、トレイのまま冷凍庫に入れないでください。トレイのままだとラップとお肉の間に空気が入り、霜がついて乾きやすくなります。次の順番で包み直しましょう。

  • 1回で使う分ずつ分ける
  • ラップをお肉にぴったり密着させる
  • 冷凍用の袋に入れて空気を抜く
  • 袋に日付と料理名(「すき焼き用」など)を書く

料理名まで書いておくと、年末の忙しいときに冷凍庫の前で迷いません。霜や黒ずみが心配な方は、冷凍焼けの記事もあわせてどうぞ。

使う前の晩に、冷凍庫から冷蔵庫へ移す

冷凍したお肉は、使う前の晩に冷凍庫から冷蔵庫へ移して、ゆっくり解凍してください。大晦日にすき焼きをするなら、30日の夜に冷蔵庫へ。これだけ覚えておけば段取りは十分です。

移し忘れても、あわてなくて大丈夫です。残り時間に合わせた解凍のやり方は、こちらで時間別に選べるようにしています。

近くで予約できないとき・離れた家族に届けるときは、取り寄せの締め切りを先に見る

近くのお店で予約ができないときや、離れて暮らす家族の家に届けたいときは、産地のお店から取り寄せる手もあります。年末は注文が集中しやすいので、届く日と注文の締め切りを先に確かめておくと安心です。

すき焼きにするなら、近江牛のカネ吉山本。 生のお肉は特に指定がなければ冷蔵で届き、賞味期限は発送日を含めて3日以内です。食べる日に近い日に届くよう、注文前にお届け日を確かめてください。

▶ 近江牛のすき焼き用を見てみる(カネ吉山本)

ステーキやローストビーフで年に一度のごちそうにするなら、伊萬里牛 松尾勝馬牧場。 公式通販はすべて冷凍便なので、早めに届いても冷凍庫で待たせておけます。冷凍で届いたお肉は、前の章のとおり、使う前の晩に冷蔵庫へ移して解凍してください。

▶ 伊萬里牛のステーキやローストビーフを、育てている牧場から取り寄せる(冷凍便)

まとめ

  • 年末年始はお肉がよく動く時期なので、直前に買っても間に合う
  • 値上がりしやすいのは主に和牛などの牛肉。豚肉・鶏肉はふだんとあまり変わらないことも多い
  • いちばん確実なのは予約。部位・量・受け取る日と時間・予算を伝え、最低でも1週間前に済ませる
  • 予算を抑えたいなら、牛肉だけ早めに買って冷凍する。「解凍」表示を確認し、使う前の晩に冷蔵庫へ移す

お肉の段取りが決まっていれば、年末の買い物で慌てずにすみます。そのぶん、お正月の食卓の準備にゆっくり時間を使えます。

まずは今年の年末年始の献立と、集まる人数を書き出してみてください。そこから部位と量を決めたら、あとはお店に予約するだけです。

アイキャッチの写真:Lee Milo / Unsplash

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